「インド株に投資してみたいけど、どうやって始めたらいいのかな・・・」
「手軽にインドに投資できる方法ってないかな?」
「EPIって聞いたことあるけど、どんなETFなんだろう・・・?」
新興国の中でも急成長中の国として注目を集めているインド。
インド市場への投資は、将来の資産形成に大きなチャンスと考えることができます。
この記事では、投資初心者でも簡単にインド株に投資できるETF「EPI」についてまとめてみました。
一緒にインドの未来を覗いてみましょう!
- 成長著しいインド市場に幅広く投資できるETF
- 収益性の高い企業に幅広く投資
- 新興国特有のリスクに注意
インドに投資するメリット
そもそも、なぜインドなのでしょうか?
インドに投資するメリットを考えてみましょう。
高い経済成長率
インドは世界で最も急速に成長している主要経済国の一つ。
今後も6%から7%のGDP成長率が期待されています。
経済成長は企業の利益拡大につながり、投資家にとって魅力的なリターンが期待できます。
人口ボーナスの恩恵
インドの人口は13億人以上で、その多くが若年層。
労働力人口の増加と中間層の拡大により、消費需要が増え、経済成長を後押ししています。
経済改革とビジネス環境の改善
インド政府は積極的な経済改革を進めており、インフラ整備やデジタル化の推進など、ビジネス環境の改善に取り組んでいます。
その結果、国内外の企業活動が活発化しています。
EPIの特徴と魅力
EPIはインドの収益性の高い企業に幅広く投資し、インド経済の成長を取り込むことを目的としているETF。
ETFとは、株式のように市場で売買できる投資信託(上場投資信託といいます)で、手軽に分散投資ができるため、投資初心者にも人気です。
EPIは、アメリカの資産運用会社ウィズダムツリーが提供する「WisdomTree India Earnings Fund」というETFで、「India Earnings Index」という指数に連動しています。
ここからはEPIの特徴をまとめてみましょう。
収益加重インデックスを採用
EPIは、インド企業の純利益に基づいて銘柄の比率を決定。
利益を上げている企業を重視した投資ができます。
幅広いセクター、への分散投資
組入銘柄は金融、情報技術、エネルギー、消費財など、さまざまなセクターの企業に渡ります。
特定の業種に偏らないため、リスクを抑えた分散投資が可能です。
また350〜400社と数多くの企業を組み入れており、個別企業のリスクを分散しながら、インド市場全体の成長を取り込むことができます。
低コストで始められる
ETFは一般的に経費率が低く、EPIも比較的低コストで運用されています。
EPIの経費率は、年率0.87%。
長期的な資産形成において、コスト面で有利です。

EPIの組み入れ上位銘柄
EPIの組み入れ上位10銘柄(2025年2月時点)と比率は以下の通り。
これらはインド経済の中核を担う有力企業です。
- リライアンス・インダストリーズ(エネルギー)8.25%
- ICICIバンク(金融)6.71%
- インフォシス(情報テクノロジー)6.27%
- マヒンドラ&マヒンドラ(一般消費財)3.56%
- タタ・コンサルタンシー・サービシズ(情報テクノロジー)3.36%
- オイル&ナチュラルガス(エネルギー)3.24%
- ステート・バンク・オブ・インディア(金融)3.07%
- コール・インディア(エネルギー)3.04%
- パワー・グリッド・コーポレーション・オブ・インディア(公共事業)2.77%
- NTPC(エネルギー)2.57%
セクターごとの組入比率は以下の通りです。
- エネルギー 18.61%
- 金融 18.46%
- 情報テクノロジー 14.64%
- 素材 11.89%
- 公益事業 8.64%
- 一般消費財 8.51%
- 資本財 7.80%
- ヘルスケア 4.75%
- 生活必需品 3.42%
- 一般消費財 2.09%
EPIの注意点
為替リスク
EPIは米ドル建ての商品で、さらにインドルピー建てのインド企業に投資しています。
そのため、円・ドル・ルピー間の為替変動が投資成果に影響を与えることがあるので注意が必要です。
新興国特有のリスク
インドは新興国であり、政治的・経済的な不安定性や規制の変更、インフラの課題など、先進国とは異なるリスクがあります。
また、アメリカなど先進国市場がアウトパフォームしている時は、軟調になる傾向があります。
市場流動性のリスク
ETFや投資先市場の取引量によっては、希望するタイミングでの売買が難しくなる場合があります。
EPIのまとめ
EPIは、成長著しいインド市場に幅広く投資できる魅力的なETFです。
収益性の高い企業に重点を置いた投資戦略や、低コストで始められる点など、投資初心者にも敷居は低いでしょう。
とはいえ、特に投資を始めたばかりの方は色々と判断に迷うもの。
「実際に投資を始めるのはちょっと不安・・・」
「投資って難しそう・・・」
「何から始めればいいのかわからない・・・」
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