【初心者にもおすすめ】ニッセイ外国株式インデックスファンド

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<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドのイメージ

突然私事で恐縮ですが、私が最初に買った投資信託がこれです(笑)。

今も愚直に積み立てしています。

さて、これから投資を始めようと考えている、いわゆる投資初心者の方が抱えるお悩みの中でも、その筆頭が「何から手を付ければいいのかわからない」ということではないでしょうか。

「海外株式に興味はあるけれど、個別株を選ぶ自信がない・・・」

「リスクが怖い・・・」

・・・と、不安は尽きないものです。

そんな投資家さんの選択肢の一つとしてこの記事で紹介したいのが「ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」です。

先進国に幅広く投資ができ、購入手数料はゼロ、経費率も低く抑えられているという、積立投資に適した投資信託です。

また、NISAとiDeCoの対象商品でもあります。

(この記事に記載のデータは2024年10月時点でのものです)

目次

ニッセイ外国株式インデックスファンドとは

このファンドは、MSCIコクサイインデックス(日本を除く先進国の株式市場全体)という指数に連動するインデックスファンドです。

つまり、このファンド一つでアメリカやヨーロッパなど、日本を除く世界の先進国の株式に分散して投資できるというわけです。

インデックスファンドですので、頭をひねって個別株を選ぶ必要はなく、手軽に世界中の株式市場にアクセスできるのが特徴です。

MSCIコクサイ
MSCIコクサイのセクターと国別比率(MSCI Kokusai Index
MSCI Kokusai Index (USD) Fact Sheetより作成)

メリット

購入・換金手数料が無料

通常、投資信託を購入したり換金したりする際には手数料がかかりますが、このファンドはそれがゼロ。

手数料がかからないため、コストを気にせず始められます。

また長期積立投資を考えた場合も、手数料無料は非常に心強いです。

分散投資が可能

繰り返しになりますが、このファンドに投資することで、日本を除く先進国の複数の株式に分散投資できます。

一つの企業や国に依存せず、リスクを分散させられるのが魅力です。

低い運用コスト

投資信託の運用には信託報酬という費用がかかりますが、このファンドはそのコストが非常に低く設定されています(年率0.09889%以内)。

長期積立投資を考えた場合、この運用コストは非常に魅力的です。

シンプルで透明性の高い運用ができる

個別株を選ぶ必要がないため、投資に慣れていない方でも気軽に始められます。

投資する銘柄を一から調べる手間が省け、インデックスに連動するためマーケットタイミングを考慮する必要もなく、シンプルで透明性の高い運用ができます。

デメリット

さていい話ばかり出てきたところで、注意する点にも触れておかねばなりません。

市場全体が下落するリスク

分散投資ができるとはいえ、世界全体の経済が悪化した場合、このファンドも損失を被る可能性があります。

個別株に比べてリスクは低いものの、市場全体の影響は避けられません。

為替リスク  

このファンドは為替ヘッジを行いません。

外国株式に投資するファンドの性格上、為替変動の影響は避けられません。

日本円が強くなる(つまり円高になる)と、投資のリターンが目減りする可能性があります。

為替リスクも頭に入れておくことが必要です。

成長市場への投資がない

このファンドは先進国の株式に限定されており、新興国市場は投資先の対象にしていません。

新興国の高成長を期待したいという投資家にとっては、このファンドでは物足りないかもしれません。

先進国に投資するメリット

ニッセイ外国株式インデックスファンドについて、その概要に触れたところで、ここで先進国に投資するメリットをまとめてみましょう。

安定した経済基盤と市場環境

先進国は経済的に成熟しており、また国内のインフラや法制度がしっかりと整っています。

市場においても金融規制が整っているので、投資家が企業の財務情報や経営状況を正確に把握しやすくなっています。

つまり、市場の透明性が高いので不正や情報の隠蔽といったリスクが低く、安心して投資ができる環境が提供されているのです。

このことは、企業が安定して成長する環境が整っているということであり、同時に投資家も市場に対し高い信頼感、安心感を持つことができる状況だと言えます。

安定した企業の存在

先進国には、長年の経験と実績を持つ大手企業が多く存在します。

特にアメリカやヨーロッパの多くの国は、長期にわたって持続可能な成長を続けており、リスクが比較的低いとされています。

例えば、アメリカにはアップルやグーグル、マイクロソフト、ヨーロッパにはネスレやユニリーバなど、世界的に有名で安定した収益を上げている企業が多く存在します。

これらに投資することで比較的安定したリターンを期待することができます。

長期的な成長の期待

先述したように先進国経済はすでに成熟しているため、急激な成長は期待できないかもしれません。

しかし、長期的には安定した成長が見込まれます。

このことは長期的な資産形成ということを考えた場合、先進国株式への投資は安定的なリターンを得る手段として期待できるということを意味します。

リスクの分散

先進国株式に投資することで、国内だけでなく、国際的な分散投資が可能になります。

特に日本の投資家にとって、日本経済に過度に依存せず、アメリカやヨーロッパといった他の経済圏に分散投資することで、リスクを減らすことができます(地域の分散)。

国ごとの経済情勢になるべく左右されずに、リスクを分散しながら投資ができる点は、ポートフォリオを安定させる上で大きなメリットです。

先進国の通貨の安定性

先進国の通貨は、新興国に比べ比較的安定しており、特に米ドルやユーロは世界的な信用が高いです。

このことは、為替リスクは一定程度存在するものの、新興国やフロンティアマーケットに比べてリスクが低いことを意味します。

先進国への投資は、安定した通貨と経済が背景にあることで、投資のリスクを抑えつつリターンを狙うことができます。

ニッセイ外国株式インデックスファンドのチャート
青線:ニッセイ外国株式インデックスファンド 税引前分配金再投資基準価額

ニッセイ外国株式インデックスファンドのまとめ

安定した経済基盤、透明性の高い市場、長期的な成長性、リスク分散の観点から、先進国全体への投資は非常に魅力的だと思います。

投資初心者にとっても非常にわかりやすく、リスクを抑えながら世界経済の成長に参加したい投資家にとって、選択肢の一つとして考慮しても良いのではないでしょうか。

そして、このファンドの特性を活かすには、為替リスクや市場全体の動向に左右されるリスクはあるものの、低コストの利点を活かし、長期的な視点でコツコツと積み立て運用ををすることが最適だと言えると思います!

どこのネット証券にするかまだ迷っている!という方はぜひこちらを参考にしてください。

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