投資を始めるにあたって最初の難関、その一つが証券会社選びです。
一方ですでに口座は持っているけれどサブでもう一つ二つ開きたいという方も、どの証券会社にするか悩ましいところ。
そこでこの記事では、SBI証券を紹介します。
SBI証券の強み、それを一言で言うなら、「総合力」ということになるのではないでしょうか。
口座数ではネット証券のトップを誇り、国内株式取引手数料無料(条件あり)など投資家に嬉しいサービスも盛りだくさん。
管理人もメインの口座として使っていますが、特に投資を始めてみたい、初めて証券口座を作る、という投資初心者の方にはおすすめの証券会社だと思います。
SBI証券とはどんな証券会社?
SBI証券は、SBIホールディングス傘下のオンライン証券会社です。
総合口座数は、2024年2月末の時点で1,000万口座を超えており、業界1位を誇ります(2位は楽天証券)。
取引商品は多岐に渡り、国内株式や米国株をはじめとした海外株式、投資信託、またFX、先物取引、金銀などにいたるまでさまざまな投資対象を取り扱っています。
また手数料も主要ネット証券最安となっています。
加えて、マーケット情報の提供も充実しており、これから勉強しながら投資をやってみたいという投資初心者の方にとって心強い味方となってくれるでしょう。
サービス全般の充実度からも、安心して利用できるおすすめのネット証券会社と言えるでしょう。
SBI証券のおすすめポイント
実際に口座を開いて運用している管理人の個人的な意見となりますが、SBI証券のおすすめポイントを紹介します。
(ちなみに管理人は他に数社で証券口座を開設しています。)
- 他のネット証券と比べてPCサイトが見やすい
- 金融取扱商品が豊富
- 取引手数料が安い
- 設定できる積み立て頻度が豊富
- ポイントサービスが充実
- 住信SBIネット銀行の外貨購入手数料が安い
- iDeCo対象商品の取り扱いが多い
それでは一つひとつ解説します。
他のネット証券と比べてPCサイトが見やすい(初心者にも見やすい)
証券会社のホームページは残念ながらどこも非常に見づらいです。
一口に投資といっても、株、債権、投資信託、FX、先物等々多岐に渡りますので、それを一つのウェブサイトにまとめるとなると、迷路に迷い込んでしまったような錯覚を覚えるような立て付けになってしまうのは致し方ないところ。
とはいえ、初心者にはよくわからないし、見ただけでちょっと敷居が高く感じてしまうのも事実。
そんな状況でも、SBI証券のウェブサイトはだいぶ見やすく作られているのではないかと思います。
もちろん慣れは必要です。
しかし、シンプルなデザインで、投資初心者の方でもより早く自分の目的のページに辿り着けるように導線も工夫や整理がなされているのではないかと思います。
取扱金融商品が豊富
投資初心者が最初に購入する投資対象となると、まずは投資信託、一歩進んで現物株と言うことになるのではないかと思います。
証券会社によって取扱商品は少しずつ異なってきますが、SBI証券には大抵の金融商品は揃っています。
もちろん、他社には取り扱いがあるけれどSBI証券にはない、と言う商品もありますが、ほとんどの個人投資家、ましてやこれから投資を始めると言う方には困ることはないと思います。
取扱商品の豊富さ、という面でもSBI証券はおすすめです。
取引手数料が安い
SBI証券は2023年9月30日より、業界の先陣を切って国内株式(現物・信用)の取引手数料が無料となりました(条件あり)。
また、米国株取引においても業界最安手数料を実現しています。
iDeCoの口座管理料や投資信託の申込手数料も無料です。
設定できる積み立て頻度が豊富
ところで管理人がおすすめする投資方法がコア・サテライト投資です。
詳細は別の記事に譲りますが、コア・サテライト投資の「コア」の部分を占めるのがインデックス投資信託への「積み立て」となります。
この積立頻度の種類が豊富なこともSBI証券の(さりげない)おすすめポイントの一つだと、積み立て大好きな管理人は思います。
こちらもネット証券大手3社で比較してみましょう(2023年調べ)。
証券会社 | 設定できる積立頻度 |
SBI証券 | 毎日/毎週/毎月/複数日/隔月 |
楽天証券 | 毎日/毎月 |
マネックス証券 | 毎日/毎月 |
ポイントサービスが充実している
ネット証券界でももはや当たり前となっているポイントサービス。
SBI証券ではPonta、dポイント、Vポイント、JALのマイルを利用することができます。
貯まったポイントで国内株式や投資信託を購入することができますので、言ってみれば複利効果もあるというわけですね。
管理人も貯まったポイントで投資信託を購入しています。
住信SBIネット銀行の外貨購入手数料が安い
SBI証券の口座を開くと、住信SBIネット銀行の口座を同時に開設することができます。
さてこの住信SBIネット銀行の大きな特徴の一つが、外貨取引手数料、特に米ドルの手数料が他社と比較して安いこと。
資産の一部をドルで持っておきたいという方には大変おすすめです。
こちらもネット証券大手3社で比較してみます。
金融機関 | 手数料 |
住信SBIネット銀行 | 6銭 |
SBI証券 | 25銭 |
楽天証券 | 25銭 |
マネックス証券 | 25銭 |
iDeCo対象商品の取り扱いが多い
iDeCoは積み立ての対象となる金融商品が厳選されていますが、さらに金融機関によってその取り扱い銘柄の数が異なっています。
SBI証券はiDeCoを取り扱う金融機関の中でも、多くの銘柄を取り扱っています(2024年3月現在38銘柄)。
投資初心者の方でまずはiDeCoをやってみようという方も、最初の銘柄選択からスイッチングまで、その運用を多くの選択肢の中で行うことができます。
この点でもSBI証券がおすすめだと思います。
SBI証券 ここがイマイチかも
ここまでいいことづくめのSBI証券ですが、管理人が一言苦言を申し上げるとすると、スマホアプリが使いづらい、ということです。
一部機能はPCサイトへ遷移しなければならないなどの機能的な面、それに加えて、やはり投資は情報量が多くなりますのでそれにはスマホの画面は小さすぎるのかなとも思います。
今は確認程度に各種スマホアプリを使用し、今後に期待というところでしょうか。
初めての投資にはSBI証券がおすすめ!
管理人が投資を始めた時、あるきっかけがもとで、えいやっ!という感じで思い切って証券口座を開きました。
その時にまず最初に申し込んだのがSBI証券です。
投資は負のイメージもまだまだありますし、踏み出すにはなかなか勇気がいるものだと思います。
とはいえ、何事もやってみなければわからない。
いまいちしっくりこないようだったらやめればいい。
初めは誰もが投資初心者です。
また長期での積立投資を考えている方は、早ければ早い方が良いです(積立投資にとって時間は強力な味方です)。
まずは思い切って証券口座を開設してみましょう!