【全米株式インデックスETF】VTIで始める米国株投資

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VTIで始める米国投資のイメージ

「投資って難しそう・・・」

「投資してみたいけど、どの株を選べばいいんだろう・・・」

「損したらどうしよう・・・失敗が怖くて始められない・・・」

投資を始めたいけれど、迷いは尽きないもので、多くの初心者投資家が同じような悩みを持っています。

(この記事を書いている管理人もそうでした)

もちろん株式投資ですので、リスクはつきもの。

とはいえ、そんな中でもなるべくリスクを抑えて資産形成をしていきたいところです。

そういった考えをお持ちの投資家さんの銘柄選びの候補に上がってくると思われるのが、米国株ETFの「VTI」です。

VTIを一言で説明すると、アメリカの株式市場全体に一度に投資できるETF(上場投資信託)ということができるでしょう。

アメリカ市場を丸ごと買うようなイメージですので、個別株を選んだり、マーケットタイミングを測ったりといった複雑な投資戦略を考える必要はありません。

しかも、コスト(経費率)が低いので長期積立投資にも適しています

この記事では、VTIがなぜ投資初心者の方にもおすすめなのか、そしてどのように活用できるのかを詳しく解説します。

LifeHack Web管理人

管理人もVTIを愚直に持ち続けています!

(この記事に記載されているデータ数値は2024年8月時点のものです)

目次

投資にはリスクがつきもの

投資を始める前に、まず理解しておくべき重要な点があります。

それは、すべての投資にはリスクが伴うということです。

もちろん、VTIも例外ではありません。

VTIに投資をする際に考えられる主なリスクには、以下のようなものが挙げられます。

  • 市場リスク:アメリカの金融環境の変動により株式市場全体が下落すれば、VTIの価格も下がります。
  • カントリーリスク:アメリカの政治や経済変動により、VTIのパフォーマンスも悪化する可能性があります。
  • 為替リスク:円高ドル安になると、円換算での収益が減少する可能性があります。

それでもVTIが比較的安全な理由

しかし、これらのリスクがあるにもかかわらず、VTIは初心者投資家にとって比較的安全な選択肢と言えます。

その理由を挙げてみましょう。

  • 分散投資:VTIは3,500以上の企業に分散投資しているため、個別株投資につきもののリスクが軽減されます。
  • 米国経済の強さ:長期的に見て、米国経済は成長を続けています。
  • 低コスト:経費率が0.03%と低いため、運用コストによる利益の侵食が最小限に抑えられます。

VTIとは何か?

VTIの正式名称は「Vanguard Total Stock Market ETF」。

アメリカの大手投資会社、バンガードが運営する上場投資信託(ETF)の一つです。

VTIはそのティッカーシンボルです。

ETFとは、株式市場で取引される投資信託のことで、特定の指数や資産クラスのパフォーマンスに連動するように設計されている金融商品です。

VTIの場合、アメリカの株式市場全体のパフォーマンスに連動する投資成果をあげることを目的としています。

VTIの特徴

VTIの最大の特徴は、アメリカの株式市場全体に投資できることです。

具体的には以下のような特徴があります。

  • 幅広い投資対象:VTIは、アメリカの大企業から中小企業まで、約3,500以上の企業の株式に投資しています。これにより、アメリカ経済全体の成長の恩恵を受けることができます。
  • 低コスト:VTIの経費率は0.03%と非常に低く、投資家の利益を最大化します。
  • 高い流動性:VTIは取引量が多いため、いつでも簡単に売買できます。
  • 分配金(配当金):VTIは四半期ごとに配当を支払います。これにより、定期的な収入を得ることができ、再投資することで複利効果が期待できます。

なぜVTIが初心者におすすめなのか?

VTIはなぜ初心者にもおすすめなのでしょうか。

次に、初心者投資家にとっても魅力的な点を挙げてみましょう。

  • 分散投資:VTIは一つの商品でアメリカ株式市場全体に投資できるため、リスクを分散させることができます。個別株投資につきものの投資判断の煩雑さを気にする必要がないため、初心者でも安心して投資を始められます。
  • シンプルな投資手法:VTIに投資するだけでアメリカ市場全体に投資することになり、複雑な投資戦略を考える必要がありません。
  • 長期的な成長:アメリカ経済は長期的に見て成長を続けているため、VTIも長期的な成長が期待できます。
  • 低コスト:経費率が低いため、長期投資に適しています。

VTIのリスク

繰り返しになりますが、VTIにも投資リスクがあることを忘れてはいけません。

  • 市場リスク:アメリカの株式市場全体が下落すれば、VTIの価格も下がります。
  • 為替リスク:円高ドル安になると、円換算での収益が減少する可能性があります。
  • カントリーリスク:アメリカ経済全体が低迷すると、VTIのパフォーマンスも悪化する可能性があります。

VTIを活用した長期投資戦略

さて、ここでVTIを活用した投資戦略を考えてみましょう。

先述した通り、VTIはアメリカ市場全体に投資するETFです。

言うなれば、アメリカ経済成長を期待するETFです。

市場全体を買うETFですので、値動きは個別株に比べマイルド。

また、経費率も年間0.03%と、非常に低水準となっています。

以上を考慮すると、VTIを使った投資戦略の最適解は積み立てによる長期投資ということになるのではないかと思います。

  • 定期的に購入:毎月、毎週または毎四半期など、定時定額でVTIを購入します。
  • 長期保有:短期的な市場の変動に惑わされず、長期的な視点で保有し続けます。
  • 複利の活用:得られた分配金(配当金)を再投資することで、複利効果を最大限に活用します。
  • リバランス:他の資産とのバランスを定期的に見直し、必要に応じて調整します。

下のグラフは、上場来のVTIのパフォーマンスです。

VTIのパフォーマンス
(Google Finance)

まとめ

投資にはリスクが伴いますが、VTIはそのリスクを最小限に抑えつつ、米国株式市場全体の成長の恩恵に期待する、そういった設計のETFです。

初心者の方々も、適切な知識と戦略を持って取り組むことで、VTIを通じてリスクを抑えながら投資を始めることができるのではないでしょうか。

VTIをもっとよく知りたい方は、以下の記事をぜひ参考にしてみてください。

そして、あ!まだ証券口座開いていなかった・・・という方はこちらも参考にしてみてください!

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