【米国株】VOOとは?S&P500連動ETFの実力

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VOOとは?S&P500連動ETFの実力

粛々と積み立てる、静かな自信。

新NISAが始まって1年余り、「やっぱり米国株、気になるなあ」と思っている人も多いのではないでしょうか。

その米国株の中でもとりわけよく目にするワードが「S&P500」、アメリカの代表的な株価指数です。

そのS&P500に丸ごと投資できるETFが「VOO」。

この記事では、そのVOOとは何か、どんな魅力があるのか。

さらにはどんな人に向いているのかまで、わかりやすく解説していきます。

(この記事のデータは2025年6月時点でのものです)

目次

そもそもVOOってなに?

VOOは、米バンガード社が運用するETF(上場投資信託)です。

アメリカの株式市場を代表する「S&P500指数」に連動するよう設計されています。

S&P500とは、大型企業を中心にアメリカを代表する500社の集合体のようなもの。

アップルやマイクロソフト、アマゾン、メタなど、私たちの生活に馴染みある企業ばかりです。

VOOは、アメリカ経済そのものに投資する、そんな感覚に近いかもしれません。

なぜVOOが人気なのか?

経費率が超低い(0.03%)

長く持つなら「コスト」は地味に大事。

VOOはその点で最強クラスです。

米国を代表する企業にまるごと投資できる

一つひとつ銘柄を選ばずとも、アメリカ全体の成長を取りに行けるのがVOOの良さです。

分散されている

500社に投資しているので、特定の会社やセクターの株価が下がってたとしても全体への影響は和らぎます。

でも完璧ではありません

VOOにもデメリットはあります。

為替リスク

ドル建てのため、円安円高の影響を受けます。

米国のみに集中している

米国市場のみに投資するETFですので、「地域の分散」が効きません。

米国市場全体が下落してしまうとその影響をダイレクトに受けてしまいます。

中小型株の成長は取りこぼすかも

S&P500は大型株中心です。

中小型株の魅力である「成長」はあまり享受できません。

だからこそ、VOOだけに全資産を預けるのではなく、他のETFや資産と組み合わせていくという視点も大切です。

投資スタイルとしてのVOO、どう使えばいい?

経費率の低いVOOで、長期で粛々と積み立てる。

これが、VOOとの正しい付き合い方だと思います。

アメリカ経済の成長を信じて、長い目で見守っていく。

そんな投資スタイルがVOOにはぴったりです。

VOOの2025年5月までのチャート
上場来のVOOのチャート(Google Finance)

マーケットがギクシャクしたとき、どうする?

VOOのようなETFに投資していても、相場は当然揺れます。

不安になるのは誰だって同じ。

でも、こんな風に考えてみてください。

若い世代なら

チャンスだと思って、積立を続ける。

あるいはピンポイントで少し買い増してみる。

時間という最大の武器が、あなたにはあります。

挽回する時間がある、ということです。

リタイア間近なら

いま一度、自分の生活資金と投資資産のバランスを見直してみましょう。

必要な現金はしっかり確保したうえで、無理のない範囲で投資を「続ける」ことが大切です。

口座はもう準備してる?

VOOは、SBI証券楽天証券など、主要ネット証券で簡単に購入できます。

今では買付手数料も無料ですし、NISA口座にも対応。

投資のハードルはぐっと下がっています。

ちなみに僕もSBI証券と楽天証券の両方を使っています。

初めは戸惑うかもしれないけれど、慣れれば問題なく手軽に投資ができます。

使い勝手の良さとサポート体制の安心感、思った以上に快適ですよ。

VOOは「資産づくりの相棒」

VOOとは?S&P500連動ETFの実力

米国市場の時価総額は、世界のそれの70%を占めます。

VOOは、まさに「投資のど真ん中」、と言えるでしょう。

シンプルで、わかりやすくて、信頼できる。

派手ではないけれど、20年、30年という長い時間を味方につけるには、ぴったりの存在だと思います。

変動があっても焦らず、粛々と、静かに積み上げていく。

VOOとは、そんな付き合い方が似合うETFです。

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