さて、早速結論からいきますね。
MacBook Pro本体を温める。
あくまで自己流となってしまいますが、MacBook Proでディスプレイの乱れ(砂嵐)が出現した場合の、これが解決法です。
購入後に不具合が多発
さて、一口にディスプレイの乱れの解決法と言っても、ユーザーによって使用環境や症状が異なるかと思います。
それを初めに断った上で、ここからは管理人のMacBook Proに「砂嵐」が現れた、その経緯、症状、そして解決に至るまでの道のりをまとめてみることにします。
それまではiMacを使っていた管理人が、MacBook Proに乗り換えたのが2016年の冬。
(現在は2代目を愛用しています。)
当時を振り返ると、到着した喜びも束の間、開封直後から不具合の連発。
毎日のようにフリーズやカーネルパニックを起こしては、強制終了、PRAMクリア、その他諸々、とにかくまともに言うことを聞いてくれませんでした。
その中でも一番やっかいだったのが、起動するとディスプレイが乱れ「砂嵐」状になってしまう症状・・・。
毎日のようにこれに悩まされ、ウェブを検索してみるも解決に至るような策は見つからず、アップルのサポートに相談してみるも見放され・・・(異常なしとの診断)。
らちが開かずに困惑していたところ、ふとしたことからようやくひとつの解決法を見出したのでした。
それが冒頭の、「MacBook Pro本体を温める。」なのです。
ディスプレイの砂嵐の症状
さてそのディスプレイの砂嵐、管理人の場合、このような経緯と症状でした。
アップルのサポートにも見放されたディスプレイの砂嵐
前述したように、このMacBook Proが我が家にやってきたのは2016年の暮れも押し迫った頃。
以来、毎朝起動するたびに、この症状が出現していました。
自分の力ではどうしようもないので、早々にアップルのサポートに相談、一度は修理へ送ってみるなど約二ヶ月にもわたってすったもんだした挙句、結論は「問題なし」との診断。
途方に暮れながら毎日の儀式のように砂嵐〜強制終了を繰り返し、しかしようやく暖かい季節を迎えた頃、ふと気付いたのです。
アレ?砂嵐、いつの間にか出なくなったな・・・。
OSのアップデートだったりなんだったりで解消されたのかな?
ま、それならいいんだけど・・・と、半信半疑な気持ちを抱えつつも、ホトホト考えるのも疲れてきていたので、自分の中で一旦「解決済み」としました。
ディスプレイの砂嵐は外気温が原因か・・・?
ところが、気温が下がり始める季節を迎える頃、またもや砂嵐がディスプレイに現れ始めたのです。
うーむ、またか・・・、どうしたものか・・・と頭を捻っていたところ、あることに思い当たったのです。
「砂嵐は冬場の、多くは朝しか起こらない」
そこで翌日の朝、ものは試しにと部屋を十分に温め、さらにMacBook Pro本体を抱きしめて体温で温めてみたのです。
そうして起動してみたところ、あら不思議。
砂嵐は出現しませんでした。
その翌日も、さらにその次の日も「温め作業」のあと、Macを起動。
いずれも砂嵐は出現しません。
もしや僕のMacBook Proのディスプレイの砂嵐は使用環境が原因なのか・・・?
確かにアップルのサポートページにはMacノートブックは「周辺温度が 10° ~ 35℃ の場所でお使いください」と記載されていました。
一方で、室温を上げ、MacBook Pro本体を温めて起動したところ、砂嵐は現れませんでした。
ということは、ディスプレイの異常はコンピューターが冷え切ってしまっていることが原因なのではないかと、考えられるのではないか。
(気温が低いことがディスプレイの不具合にどう影響するのかは不明ですが、管理人の部屋が冬場非常に寒いのは紛れもない事実です)
以上のような経緯で、MacBook Proのディスプレイが乱れた時の解決法が誕生したと言うわけなのです。
(あくまで管理人の自己流ですが・・・)
バッテリー交換で解決・・・?
さて後日談。
キーボードの入力が不安定になってきたので修理送りにしたところ「キーボード修理プログラム」、さらには「バッテリー自主回収プログラム」が適用されました。
バッテリーも新品になって帰ってきたMacBook Pro(これはかなり嬉しかった)。
それ以来冬を迎えても、それほど神経質に温めなくても砂嵐が現れなくなったような印象を受けました。
実機を確認してもらったアップルからは問題なしとの太鼓判でしたので、あくまで推測ですが、ひょっとするとバッテリーが原因だったのかな・・・?とも思います。
なにはともあれ、もう一度結論。
ディスプレイに砂嵐が出現したら、まずはMacBook Proを温めてみる。
Good Luck!